Bread note 〜パン ノート〜

天然酵母とは、何か? | パンの正しい扱い方。 | パン作りに使用する粉について。 | 使用する粉の違いでいろいろ? |
Nuccaについて。 | Nuccaと世界のパン-1 | Nuccaと世界のパン-2 | Nuccaと世界のパン-3

《パンの基礎知識》

5.Nuccaと世界のパン

様々なバリエーションで皆様に愛されるNuccaは、世界各国のパンからアイデアを頂いて生まれました。今後も様々なバリエーションのNuccaをお届けしていきます♪

◎フランスパン

私たちが普段フランスパンと呼ぶのは、小麦粉・
水・塩・イーストだけで作られるシンプルなパンの
こと。本場フランスではこうしたパンを「パントラ
ディショネル」と総称します。長さや形によって呼
び名が変わり、杖を意味する「バゲット」、短く 太
めの「バタール」、長太い「パリジャン」などが有名。
田舎パンを意味する「パン・ド・カンパーニュ」には
ライ麦を混ぜることもあります。

◎ドイツパン

冷涼な気候で小麦が育ちにくいドイツではライ麦を使った
パンが多いのが特徴。
ライ麦は酸味が強く、黒っぽい色のパンに仕上がる
ので黒パンと呼ばれることも。
ライ麦を90〜100%使った「ロッゲンブロート」はその
代表格です(ロッゲンはライ麦の意味)。
ほかにウエストファーレン地方の「プンパニッケル」は、
低温でじっくり蒸し焼きにしたもので、ずっしりと重みが
あり、ライ麦の酸味とほのかな甘味のバランスが絶妙。
また、小麦粉とライ麦粉をミックスした「ロッゲンミッシュブロート」もあります。

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